参加は三回目ですが、開催2回目の技術書LT会に行って来ました。
https://i-love-technical-books.connpass.com/event/119481/
#00,#01はこの辺にしたためてますので、ご参考まで。
https://chocopurin.hatenablog.com/entry/20181127/1543334945
https://chocopurin.hatenablog.com/entry/20181218/1545232979
毎回興味深い本が出てくるこのイベント。
実際、これをきっかけに購入した本もあります。
今回は
『上長 or 新入社員に絶対に読んで欲しい本!!』
を題材に3本の講演とフリートークという内容。
3冊ともタイトルを聞いたことがある程度の認識でしたが、
真剣に購入考えます。お金貯めないと・・・。
以下、メモ(→は自分の補足)
(1)Docker/Kubernetes実践コンテナ開発入門
https://gihyo.jp/book/2018/978-4-297-10033-9
・コンテナを本番環境で使うためのノウハウ本
・コンテナについて、何からやっていけばいいかわからない人向け
→自分はコンテナていうかDockerは
https://gihyo.jp/book/2015/978-4-7741-7654-3
から入ったのですが、これの次に何を読もうか悩んでいるうちに
離れてしまったので、出戻りするきっかけによさそう。
・コンテナはアプリデプロイに特化した技術であって、仮想環境の代替ではない。
・とりあえずコンテナ化してみようといった「とりあえず〇〇化してみよう」は
最悪のアンチパターン
・開発環境を素軽く作るとかで使われているけど、本来は本番環境で使ってなんぼ
・Cloud Native Trail Map(下記サイトのゼビウスっぽい絵)は
コンテナを勉強する際の必須資料
https://github.com/cncf/landscape#trail-map
・この本を読んだ後はKubernetes完全ガイドに進むとよい
https://book.impress.co.jp/books/1118101055
・Docker/Kubernetes実践コンテナ開発入門の朗読会があるらしい
→これのことかな!?
https://docker-beginners.connpass.com/event/121943/
・軽量なコンテナを作るためにマルチステージビルドがある
→これか。
https://docs.docker.com/v17.12/develop/develop-images/multistage-build/
・docker buildをやり続けるとゴミキャッシュが貯まるので実運用時は対応を入れること
・Dockerにおいて、コンテナのrootが取られる=ホスト側のrootが取られる
・Docker in Docker
→たぶんこれ
https://hub.docker.com/_/docker
・マルチステージビルド
・「本番環境でやってる人が会社にいないので・・・」という思想は捨ておけ
(2)アウトプット大全
https://www.sanctuarybooks.jp/book-details/book1018.html
・物事をアウトプットすることを扱った本
・2時間あれば大半読み切れる
・ブログ書いたり、Qiita書くことだけがアウトプットではない。
人に話したり、セミナーで質問することもアウトプットである。
・こういう人におすすめ
・本をたくさん読んでいるが、いまいち身についていない気がする人
・人に何かを伝えるとき、いまいち伝わっていないと思う人
・セミナーでの質問は、次の引き出しや議論のきっかけになる。
→あとで講師に個別に聞きに行くのは反則。みんなの前で発言してこそ価値がある
(3)カイゼンジャーニー
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798153346
・ITエンジニアに読んでほしい技術書・ビジネス書大賞2019ベスト10に入っている
→これのことか。アウトプット大全も入ってたのね。
https://www.shoeisha.co.jp/campaign/award/2019/result
・とある現場の改善をストーリー形式で解説した本
・購入のきっかけ
・スクラムの本を読んでいたが、より現場に近いところを扱ったものがほしかった
・上長、新人は必須で読むべし
・小説として読んでも秀逸
・「あなたは、何をしている人ですか?」
・状態の見える化(振り返り、タスクマネジメント、タスクボード、朝会)を行い、
前進するために不確実な状況を分析した後、振り返りの振り返りを行う(KPT)
・タスクマネジメント
・「誰かが何とかしてくれる」のではなく「自分からやる」
・タスクの可視化
・ゴールを明確化すべし
・「スケジュールや緊急度を守ること」が重要ではない。
「顧客に価値を届けること」が目的である。
・収支や稼働しか見ない上司は上司ではない!
・許可を求めるな、謝罪せよ
・小さく初めて大きな失敗がないよう気をつける
・朝会 1on1
(4)フリートーク
1.徳丸浩のWebセキュリティ教室(通称:徳丸赤本)
https://shop.nikkeibp.co.jp/front/commodity/0000/245670/
私から上記の本を紹介させていただきました。
新人研修とかでよくある、サンプルアプリで攻撃するとかでは扱わない分野
(攻撃を受けるとどういう被害があるかの実例)をわかりやすく解説したものなので、
上長や新人によいのではと思った次第です。
2.カイゼンジャーニーの続き
・タスクボードのDoingは1つにするべし。
・パラレルで実行したときに発生する、タスク間のスイッチングコストは非常に大きい
・進まないタスクが貯まってきたときは、個々の原因を探るよりも、
その背後にもっと大きな原因があるのではと疑うほうがよい。
・上長へ相談するとき、自分の意見をつけなければいけない空気はかなわん。
→この件を記事にしている人がいて、印象に残っていた。
https://axia.co.jp/2018-04-20
「問題提起」とかでキーワード検索してみると、さらにいろんな意見が出てくる。
実は過去2回もそうでしたが、イベント後は個人的恒例行事。
かつ丼で活力。