やっつけ不定記

好きなときに好きなことをちゃっちゃと書いてます

AWS エバンジェリストシリーズ 特別編 Cloud WAN

午後から表記イベントに参戦しました。
https://awsbasics.connpass.com/event/256839/
AWS Cloud WAN
https://aws.amazon.com/jp/cloud-wan/
というサービスのハンズオンです。

イベントは下記Blog記事とGigHub上の手順書をベースに展開されました。
サービスの解説なんかもそちらに掲載されています。
https://blog.serverworks.co.jp/cloud-wan-vpc
https://github.com/emi-ki/Cloud-WAN-Handson
めちゃんこ雑ですが、こんな感じの流れで生まれたサービスと理解しました。

Transit Gatewayによる管理
↓
システムが大きくなって各リージョンにTransit Gatewayができまくる
(TWの管理が煩雑になってきた)
↓
Cloud WANで管理しやすくする

サービス内容的に、超大規模なシステム構築でなければ登場シーンはなさそうですが、
手順書の図解と解説がかなり詳しく、ネットワーク周りの勉強にもなりました。
もう一度最初から復習したいところですが、とにかくこのサービスは高価。
1日放置するだけで数千円持って行かれるそうで、さすがにヒヨってしまいました。
やるなら本当に実務で使うときですね。

以下、ハンズオン時の留意点や拾えた分の質疑応答です。

  • 手順ブログの図における、赤丸部分がいわゆるコアネットワークと呼ばれる箇所

  • ハンズオンシナリオでやってること

  • 下記いずれかに該当していると、環境構築時のCloudFormation実行でコケるかもしれない

    • 1リージョンあたりのVPC数の上限に達している(事前に不要なVPCは消しておくべし)
    • 古いAZが残っている
    • 一度に多くの人が実行する
    • 過去に何かの作業でSSMエンドポイント消していない

  • 手順書の各操作でそれなりの待ち時間が発生する。数分で終わることもあれば、15~20分以上かかることもあり、くじ引きみたいなもんと思うしかない。

  • 片づけ時はコアネットワークとグローバルネットワークの削除に気を取られて、2リージョンでのCloudFormation削除を忘れがち

  • 元はTransit Gateway Network Managerといわれていたものがサービスとして独立した

  • Cloud WANは本日時点では大阪リージョンにはない

  • マルチリージョンじゃないとCloud WANってあまりバリューを発揮できない?
     →それなりのお値段がするし、大規模でないと使わなさそう。
      使うリージョンが少ないならTransit Gatewayで十分かもしれない。
     →ネットワークのセグメントきるならCloud WANの方がラク
      なお、小売店グループのPOSネットワークでの利用の引き合いが多い模様。

  • Transit GatewayがDirect Connect Gatewayにつながっていた場合、その時のVIFは、Transit VIFを使っているという理解で正しい?
     →その通り