やっつけ不定記

好きなときに好きなことをちゃっちゃと書いてます

Docker Workshop in Osaka #01

chocopurin2018-04-06

Docker Workshop in Osakaに参加してみました。
https://docker.connpass.com/event/82080/
先月行ったDocker Meetup Kansaiで紹介されて、
速攻申し込んでいました。
参加条件にMac端末というのがあったのですが、あいにく所有していない私。
他のOSでもVirtualBoxCentOSさえ入っていれば問題ない旨を事前に確認して、
UbuntuVirtualBoxで臨みました。
通常なら数万とってもよさそうな濃さなのに、500円で受講できるとは。
参加して本当によかったです。
というわけで、以下メモ。


・講師の自己紹介。
コンテナ・ベース・オーケストレーション
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798155371
の執筆に関わった方。
書籍の中でRancherに触れられているが、執筆当時はバージョン2.0のアルファ版を使用。
現在はバージョン2.0のベータ版になっており、かなり変わっているかもしれず、
紙版より電子書籍版の方がいいかもとのこと。


1.仮想環境の基礎(カッコ内は例)
ホストOS型(VMwareVirtualBox
ハイパーバイザー型(ESXi)
ハイパーバイザー型カーネルモジュール(KVM


2.コンテナの仕組み
コンテナは下記の組み合わせで実現される。
・namespace機能
ユーザプロセスのグループ分割を始め、ファイルシステムやネットワーク設定の分離等
・cgroup機能
グループ(コンテナー)に対して、CPU・メモリの割当を制御する機能。


3.Dockerイメージ
DockerHubからpullしたDockerイメージをコンテナーに当てることで
CentOSUbuntuをコンテナで起動できる。
DockerHubではなく、プライベートレジストリとして作ることもできる。
Dockerイメージのセキュリティが注目されている。


4.DockerFileの解説
5.Dockerの基本機能
コンテナができるまでの流れ、コンテナーのライフサイクル。
バージョン1.13以降で、Dockerコマンドの体系が
docker container 引数
に変わっている(知らんかった…)
今のところ下位互換はあるが、今後どうなることやら…。


6.ハンズオン:WordPress環境の作成
・オールインワンコンテナの作成
コマンド体系は旧バージョンで実施。
docker attachとdocker execの違い。
docker commitまで行きたかったけど、回線環境により断念。
・複数のコンテナ
Docker Composeを行うときはdocker-compose.ymlで構成を定義(YAML形式)。


7.オーケストレーションツールの解説
次はオーケストレーションツールkubernetesデファクトになるかな
クラウドサービスで、オーケストレーションツールサービスの提供が進んでいる。
Apache Mesosベース:Arkas
Kubernetesベース
AWS(Amazon EKSのことかな?)、Azure(AKSのことかな?)、
GCP(たぶんGKE)、Pivotal(PKS)、RedHat(OpenShift)

Kubernetesデファクトになりつつある。