やっつけ不定記

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App ManagerとFirefox OS 1.2 Simulatorを動かしてみた

chocopurin2013-10-19

Firefox OSのアプリケーション開発は
適当なエディタで開発->シミュレータないしFirefoxブラウザで動作確認->(可能であれば)実機で動作確認
という流れが一般的ですが、現在のFirefoxブラウザのナイトリー版には
App Managerというものがあるそうで、シミュレータがこれに代わるというか
ここから起動されるものになっていくのだそうな。
特に実機に入っているOSがFirefox OS 1.2以降であったり、Firefox OS 1.2のシミュレータを
動かしたい場合は、こちらの方が便利とのこと。
KEONにFirefox OS 1.2を入れている自分としては、試しておきたいところです。


早速、昨日作ったポータブル版Firefox Nightlyの環境でAppManagerを動かしてみました。
主に参考にしたのはこのドキュメントです。
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Mozilla/Firefox_OS/Using_the_App_Manager


(1)Firefox OS 1.2 Simulatorのインストール
App Manager自体は標準で搭載されていますが、シミュレータは入っていないので
まずはそれを入れます。
https://ftp.mozilla.org/pub/mozilla.org/labs/fxos-simulator/
今回使ったのはFirefox OS 1.2 Simulater(stable)となっているものです。


(2)localhost:6000への接続
実機をつなぐ場合(1)のドキュメントによると、ADB Helperというプラグインを入れるか手動ADBコマンドを打てとあります。
せっかくなので、今回はこれで書いた手動ADBコマンドを使いました。
> adb forward tcp:6000 localfilesystem:/data/local/debugger-socket
> adb forward --list
ADB Helperを使うともっとラクかもしれませんが。


(3)App Managerの起動
メニューから
Tools->Web Developer->App Manager
を選択する。


(4)実機の情報を見る
左端の「Device」アイコンをクリック。
画面下の「Connect to localhost:6000」をクリックすると、KEON側に接続許可を求める画面が
表示されるので「OK」を選択すると、App ManagerからKEON内のアプリの情報が閲覧できる。
「Disconnect」をクリックすると、実機との接続が終了する。


(5)Firefox OS Simulator 1.2の起動
(4)で「Connect to localhost:6000」ではなく「Start Simulator」を選択すると、
Firefox OS 1.2」「Add」「Cancel」の3つのボタンが表示される。
Firefox OS 1.2」を選択すると、シミュレータが起動する。
左端の「Device」アイコンを選択していると、App Managerからシミュレータ内のアプリが見れる。


シミュレータは Settings 画面やアプリアンインストール時のアイコン長押し時の挙動が
微妙に不安定な印象ですが、そのうちこなれてくるかと。
一方、左端の「Apps」アイコンからできるアプリのインストールは、特に問題なくできました。
当面はこれまでのシミュレータと使い分け。


<戦利品>
KACHIGUMI(泉こなた(CV:平野綾), 柊かがみ(CV:加藤英美里))
Birth(喜多村英梨
アレルヤKalafina